非モテを解決する方法

他人の何の気なしの発言に傷つき、自分が攻撃されたと感じる。

それでいて他人への気配りはヘタクソだ。

他人を簡単に傷つけ、他人が傷ついたことに気づかない。

仕事に差し障るから、非モテを直してこい

 こういう輩って、年配者でも結構見かける。

 でも、そういう人でも、たいてい結婚している。

 この違いは・・・「お見合い」という制度にあるのではないか。

どうやら恋愛結婚の流行、定着によって、生涯独身者=結婚できない人が増加したようです。「お見合い」 という制度があったお陰で 98%以上の人が結婚できた時代は終焉を迎えたのです。

http://www.mw-personal.jp/kekkoniyoku.html

 リンク先のグラフを見れば、「お見合い」が減って「結婚できない人」が増えたことがよくわかる。

 ということは、「お見合い」が減って「非モテ」が増えたとも言えるのではないだろうか。


 僕の昔の上司に、いかにも「非モテ」っぽい人がいた。

 コミュニケーションが下手で、小心者で、そのくせプライドだけは高い。

 初対面の女性とフランクに話すことなんて絶対にできないタイプ。

 でも、彼はちゃんと結婚していて、子供もいた。

 酒の席で馴初めを聞いたら、「会社の偉い人の紹介だった」と言っていた。

 結構いい歳になっても女性と付き合ったこともない彼のために、当時の上司が動いてくれたらしい。

 断るなんて選択肢は無かったんだろう。


 昔は上司とか親戚とかからの「断るとシャレにならない」縁談で結婚した人も多かったんじゃないか。*1

 或いは、「まあいいか」とか、特に疑問に思うことなく勧められるままに結婚したとか。

 それで結婚したら案外普通に暮せて、それでずっと「こんなものかな」って暮らしているんじゃないか。


 だから、「非モテ」を解決するのに「本人の努力」を強いるのは間違い。

 過去に倣うのであれば、「半強制的な押し付け」が必要。

 「合コン」は勿論、「お見合いパーティー」とかも駄目。全然強制力がない。

 上司、親、親類の紹介がベスト。

 少子化対策担当大臣とかが真面目に取り上げてくれないかなあ。*2

 
 

*1:ヒロインにお見合い話が来て主人公がアタフタする、というドラマが昔はたくさんあった。

*2:自治体のパーティー企画なんかは結構あるけど、もっと強制力を持たせられないか。