震災の結果起きた、日本にとって悪い事のひとつ
震災の結果起きてしまった日本にとって悪い事のひとつに、死にかけていたサヨクに生きる道を与えたことがある。
「原発反対」というスローガンの下、自分たちの子供じみた虚栄心を満たすための、そのためには他人やこの国の未来などどうなってもいいという活動。
理性ではなく感情に訴え、違う意見を述べる者には人格攻撃を仕掛け、平気で嘘を吐き、責任を持たない。
そもそも、民主党が政権を取ったことが始まりだった。
更に言えば、団塊の世代という爆弾が、このあたりで爆発するようになってしまっていた。
それでも、没落したサヨクが市民権を持つには至っていなかった。
それを変えたのは震災、そしてその結果起きた原発事故だろう。
元々、インターネット上でのサヨクの影響力は皆無だった。
全共闘からの生き残りは、かなり長い間インターネットが有効に使えなかった。
但し、それはサヨクだけではなく、だから黎明期のネットには単に「イデオロギーよりも事実を優先する人」たちがいた。
それは最初のうちは信頼できる一次ソースに基づいていたが、次第に誰かの言動に便乗するだけの輩が出現した。
サヨクと同じく、自分たちの子供じみた虚栄心を満たすため、自分で調べもせずに誰かの言動だけを根拠に他人を罵倒するだけの存在。
そんな輩は後に「ネット右翼」と呼ばれた。
ツッコミ所満載なそいつらのおかげで、またようやくネット環境に慣れ始め、サヨクがインターネットに足跡を残し始める。
そして、今に至る。
今の若い人は皆、インターネットの渦の中にいる。
サヨクにも、ネット右翼にも免疫の無い人たちが変な思想に染まらないか、それが怖い。
ネット右翼はまだいい。時が経てば恥ずかしいだけだ。
しかしサヨクは、スキルを磨いていくとプロ化してしまう。
プロとしての土壌、歴史、生活の場が存在する。
しかも、原発事故がそれに追い風を与えつつある。
若い人にはどうか、ひとつの考えに固まらず、広く様々な事を見聞きして欲しい。
利己的でいい。
そして、まず毎日を豊かに生きることを意識して欲しい。
親に、友だちに、周囲に感謝しながら。