若いって素晴らしい
なんだかモヤモヤと、嫌な感じを受ける文章。
「場所は関係ない」という人もいるが、ぶっちゃけてしまえばそんなものは綺麗事だ。僕は地方と都心の両方を経験して、東京がどれだけ恵まれた環境なのかを、そのメリットを幼少期から享受している同世代への嫉妬と共に痛感した。
もし地方でくすぶっている高校生や中学生がいるならば、とりあえず東京に来た方が良い。その後は自分の価値観や適性を考えて、海外に行くなり、東京に残るなり、Uターンするなりすればいい。
脳味噌がまだ進化しうると思っていて、しかし自分の収まるべき場所を決定するだけの判断材料を持っていない人間ならば誰でも、活動の拠点として地方ではなく東京を選択するべきだと僕は考える。
田舎は好きだが、それでも東京を選択する。 - ミームの死骸を待ちながら
何故だろう。書いていることは至極マトモだと思うし、実際に僕も経験してきたことでもある。なのに、この嫌な感じは何だろう。
考えて、思い当った。同じブログの、少し前のエントリー。
軽く書くつもりが熱く語ってしまいました。それだけ惚れられる会社に内定した、ということは良いことだと思っておきます。だから僕は、就活については、これ以上ないほど成功したと思っています。他人の就活に対してアドバイスできるか、と言うと微妙ですが。
【就活終了宣言】id:Hashは金融工学ベンチャー「センティリオン」に入社します - ミームの死骸を待ちながら
このふたつの文章は、同じことを書いている。
「ボクはこんなに正しい選択をしたんだぞぉ」だ。
正に「中二病」と呼ぶにふさわしい(ご自分でプロフィールに書いている通り)。
もう少し大人になれば恥ずかしくて言えなくなるだろうに。若いって素晴らしい*1。